募金って何？

昨日の件、宣伝部長の奮闘虚しく残留失敗。

宣伝部長、本当にお疲れ様でしたm（__）m

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駅から職場に行く途中に毎日出くわす集団がいる。

その人達は気安く、
「おに〜さん、よろしく〜」
と言いながら、なにやら署名しろと差し出してくる。
シカトすると他のヤツがやってきて、募金してと哀願する。

なんなのあんた達？

随分長いこと、新潟地震がどうのこうの言ってたのだが、最近は能登地震がどうこう言っている。

都合良すぎじゃねぇ？

そもそもワタクシ、募金という言葉が嫌いである。

その昔、友達が募金集めの「アルバイト」をやっていた。

おい・・・普通そういうのはボランティアなんじゃないかと聞いた所、会社がやっているとの返答だった。

なぜ会社がバイト料を払ってまで募金を集める？？

ワタクシは不思議に思ったのだが、何のことは無いソッチ系の方々の資金集めだったのだ。
出来高払いで集めれば集めるほど、いいバイト料が貰えた模様。

募金という名を語る資金集め・・・
皆様知らないうちに片棒担ぎをしているのかもしれませんよ。

まぁワタクシが出くわす連中は、なぜか体が不自由系の若者ばかりなので、そういう方々がやっている団体のマジ募金活動なのかもしれないが・・・

そう思わないこともないのだが、やはり募金という言葉は嫌いだ。

なぜなんだろうとふと仕事中に考えてみた。

ワタクシのルーツを辿ってみる・・・

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中学2、3年の担任。
この人理科の教師だったんだが、しばしば理科の授業をせず山下清のドラマを見せたり、ボランティアのついて熱く語る人だった。

そんな担任が突然言った。

「これから毎月1人500円ずつ持ってきてネパールへ募金しよう」

なんのこっちゃ幼い我々には理解不能だったが、ネパールでボランティア活動をしている日本人がいて、話を聞いたらいたく感動し何かしてあげたいと思ったらしい。

担任は軽く言ったのだが、当時の中学生（20年程前か？）が毎月1人500円の募金をするというのは大変なことです。
しかも希望者募るではなく全員強制参加。
持ってきた者は名簿にチェックされ、持って来なければ何で持ってこないんだと怒られる。

当時のワタクシ達にとって500円というお金は非常に大事で、なんで募金なんだよと思っていた人が大半だったはず。
クラス40人位だったので1ヶ月で2万円。

その時はうざってぇけど募金しなきゃ無駄に怒られるんでやるかと思っていたのだが、今にしてみれば本当に金送ってたのか、証拠を見せろと問いただしたくなる心境だ。

本当に送っていたんだとしても、なんで強制参加だったんだろうと考えさせられる。

きっと親からお金を貰うのも苦労していた家庭もあったはずだ。
あの担任はそんな各々の家庭事情を考えもせず、自分の主義主張だけで生徒全員に募金をさせていたと思うと非常に腹立たしい。

まぁ当時は体罰なんて当たり前の時代だったんで、教師は神様だったんだろうけど。

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などと仕事をしながら過去の自分に触れてみた。

恐らくこの出来事が募金という言葉に拒絶反応を示す原因となったと思われる。

こんなヤツが今校長とかになっているんだろうかと考えると・・・

ちょっとセンチな過去のワタクシに乾杯。